キラうた 会

 1. 今回のキラ旅で一番印象的だったことは？

冴理:　難しいですねぇ。南三陸の語り部ツアーでのお話かな。今回は女性の語り部さんたったので、女性の側から見た、震災とその後の生活が、グッときました。支援物資は来るけれど、一番必要だったのはお金。でも、お金が欲しいとは言えなかったというのが、切実で心に刺さりました。やはり、どんな時も、お金が必要かな。物じゃなくて、と、仮設の音響を手伝ってくださった柳田さんに少額ですがお礼を渡そうとしたら、一切受け取ってもらえず、「仮設とか、復興イベントを手伝う時は、お金はもらわないって決めてるんだ！」とキッパリ。お礼に私のCDを受け取ってもらいましたが。お金ってなに？支援ってなに？と悩む旅でした。

 

紗耶加:　震災直後は食料や生活必需品だったと思いますが、語り部さんの「お金が欲しかった」という言葉です。

私的に、税金を被災地に使うのにはまったく異論はありません。どんどん使ってほしいと思っています。税金をどこに優先的に回さなあかんか、国はしっかり考えてほしいです。お金は、お金のあるところではなく、ないところに回すべきです😣 

 

2.昨年から1年経って訪ねた地域の様子は以前とどのように変化していると感じましたか？

冴理:　参加メンバーが話してましたが、昨年までは漁港が静かで人の気配がなかった場所が多かったけれど、今年は人の気配だけでなく活気が出てきた感じがしました。それが、とても嬉しかったです。

 

紗耶加:　かさ上げ工事が行われ、盛り土をし、あったはずの道路がなくなったり新しい道路ができていました。

でも、人々の暮らしは変わらず、癒えることのない悲しみ、ぶつけることのできない怒りは、出会う方々の優しさと、笑顔の奥から感じられました。かさ上げ工事をし、その上に家が建つには、まだ数年かかるでしょうね。お年寄りの方々の中には、この仮設で生涯を閉じることになるかもしれないと思うと、「何とかならんのか〜！」って、思います😖

 

3.ライブを通して、ゲームを通して、メッセージを発信する側として感じたことをおしえてください。

冴理:　今回は、手作りのお祭りがテーマでした。画面の中のゲームではなく、体を使って参加して大声で笑って。

前よりももっと、子供達だけでなく、参加してくださった元子供？の皆さんと一段と親しくなれた感じがしました。

 

紗耶加:『音楽は一緒に楽しむ中で喜びがある』ということを東北に行くと改めて感じます。歌うこと、奏でることの喜びは、人と人がつながる中で分かち合えることを再認識させられます。音楽の原点を感じます。特に知っている曲をみんなで一緒に歌うのは楽しいです。

冴理さんの心あったまる歌声からハートをむっちゃ感じて、ピアノを弾かせてもらっています。

ゲームは大人も子どもになれる素晴らしい企画でした。ゲームでもらったおさかなちゃんを次の日、大事にもって遊んでいる子どもさんがいました〜🎈『マイムマイム』は、手をつないで踊ること意義あり〜最高〜💖 触れ合い、大事ですね💝   

『メッセージを発信する』側ではなく、被災地の方のメッセージを受け取る、感じ取ることの方が大事かな〜って思っています。

 

4.懇親会など、参加者側として地域の方との交流を通じて感じたことは何ですか？

冴理:　被災者と支援者ではなく、親しい仲間との飲み会のような感じになってきていて、良いなと思います。そんな雰囲気だから、あの時の辛さや今、感じていることを聞けるのではないかと思います。忘れないで来てくれてありがとー！という言葉、大切にしたいです。

 

 紗耶加:　宴会、大好きのさやかちゃんとしましては、これが大事〜🍻酒を酌み交わして語る、ふれあう、これはさやかちゃんの『生きる原点』です🐾そんな事はさておき、、、、、去年よりも沢山の人と話ができて嬉しかったです😍  毎年、続ける事は大切ですね🍒 

 

5.キラ旅メンバー参加型のイベントをやってみての感想は？

冴理:　一回目から、参加者がなにかしら、手伝って下さいました。今回は、せっかく手伝ってもらえるなら手際よく分担しようと、最初から係りを決めて分担しました。旅のイベントもスムーズでしたし、参加者同士の仲間意識も深まった感じがしています。

 

紗耶加:　参加型、むっちゃよかったです。一緒に楽しむのが一番の楽しみ🌟

 

6.総括、今後のキラうた会企画イベントの告知、来年のキラ旅への抱負は？

冴理:　年明けにキラうた会主催のチャリティーライブをやる予定です。そこで、宮城県のミニ物産展をやれたら良いなと思っています。

 

紗耶加:　皆さんにさんざんお世話になり、遠方を理由に何もしなくて、申し訳ない気持ちでいっぱいです。できる事は、何なりと振ってくださいまし〜✌　来年に向けて精進します✨

 

7.追加メッセージがあればどうぞ！

冴理:　これまでは、何か被災地にできることと思って寄付やら楽しいイベントを中心に考えてきました。今後は、それだけでなく、観光地として復活しつつある場所を、観光客として応援することにも力を入れたいと思います。